二度言わすな。

アニメ版ハンターハンターの135話を見て泣いてしまった、どうもおれです。
ちなみに原作でこの部分は読んでいません。
GI編まではまともに読んでいたんですがね。
ヨークシン編の個の要素と、GI編の念能力にカードを含めたテクニカルな部分が好きだったんですよね。
それがキメラアント編になると、個は理不尽に抹殺され(ポックル、カイト等)、テクニカルな要素は極端なパワーインフレで掻き消され、少年誌でありながら過度な残虐表現(別にそのような表現が苦手なわけではない)、連載は休載が続き、画も雑に。
作者はまともに画く気がないんだと勝手に決めつけ、キメラアント編の序盤で見切りをつけてしまいました。
そんな中で新アニメ版ではキメラアント編もやるという事ですから、また視聴はやめようと思っていたんですがね。
わざわざあの表現をアニメ化するんだから、何かしらの意味があるかもしれないと考え、視聴を続行する事にしました。
序盤は相変わらずのキツい展開、しかし、初見回(東ゴルドー)に入ると様相が変わってきましたね。
アリ側に魅力的な個が生まれ、極端なパワーインフレがあってこその緊張感、それに対抗するための手段として念能力(テクニカルな要素)。
気付けば、ヨークシン編、GI編の要素を含んだ見応えのある内容に。
そして、トドメとばかりに135話、涙腺崩壊。
ズルい。
何というか、色々と越えちゃいましたね。
余は、わたすは、この日のために生まれてきた、そんなシーン。
おれは、そのシーンのためにこのアニメを見続けていたんだ・・・!
136話も見ました。
135話の喪失感を、カイトとジンでもってワクワク感に変えてくるとはやりおる!
思いましたね。
この内容ならば、休載も仕方がないかなあああ、と。