猫ちゃんが目の前にいまして、こちらを見つめているとします。
こちらとしては、それを好意的に受け止めたいわけなんですがね。
しかしながら、実際それは警戒による視線ですよね。
目を逸らせば、その隙に襲われるかもしれない。
相手が目を逸らせば、その隙に逃げる事が出来るかもしれない。
だから、このままヤツを見つめ続けなければ・・・！
おそらく、そんな感じですよね。
決して、興味本位の視線ではありません。
一緒に遊びたいな、友達になりたいな、もふもふして欲しいな。
そう思っているわけはありません。
万が一、猫ちゃんがそう思ってこちらを見つめているのだとしたら、例えば、玄関の扉を閉め、一時的に視線のやりとりを遮断したとしても、再び扉を開けた時には、猫ちゃんはまだそこにいるはずなのです。
さあ、それでは扉を開けて、ほら・・・、ね・・・、いない・・・。
予想通り。
傷つかない。
ただ、ひとつ思うのは消えるの早すぎ。
せめて、逃げる後姿（尻）だけでも拝みたかったです。
