書く事ないから抜粋。

大相撲冬巡業(14日、三重・四日市市総合体育館)大関貴景勝(26)が来年1月の初場所(8日初日、両国国技館)での「綱とり」に決意をにじませた。巡業最終日は11月の九州場所で優勝を争った阿炎を指名し、8番取って6勝2敗。「やりたい相手と稽古ができ、実りある巡業だった」と語った。

九州場所は高安を合わせて3人が12勝3敗で並び、三つどもえの優勝決定戦で阿炎が初の賜杯を抱いた。横綱審議委員会横綱昇進の内規では「2場所連続優勝もしくはそれに準ずる成績」とある。

九州場所後の横審の会合で、協会側は優勝同点の貴景勝初場所で優勝した場合は「(内規に)該当する」と位置付けた。高村正彦委員長(元自民党副総裁)も高水準の優勝を条件に、昇進の可能性に言及した。

貴景勝は令和2年九州場所で2度目の優勝。翌年初場所で綱とりに挑んだが、初日から4連敗。途中休場に追い込まれた。再び訪れたチャンスに「やるぞ、という気持ちになる。毎場所気合は入っているが、潜在的な気合がさらに乗ってくる」と強気に構えた。

気合が入っているようで何より。