抜粋。

<大相撲初場所>◇11日目◇24日◇東京・両国国技館

 新入幕で西前頭15枚目の大の里(23=二所ノ関)は、初の大関戦で“銀星”獲得とはならなかった。2敗対決となった豊昇龍に敗れて8勝3敗となった。

前日は琴ノ若に完敗した。立ち合いからもろ差しを許し、何もできないまま寄り切られた。それでも初めて幕内後半戦で取組を行い、初めて経験した三役以上との対戦は大きな財産となった。取組後は「足りないものがたくさんある」と反省しつつ「ワクワクした。新入幕でこの経験ができるのを想像していなかった」と、収穫の大きさを口にしていた。

 この日の豊昇龍戦に向けては「(上位陣に)どれくらい通用するのか力試しになる。今持っているものを出したい」と、挑戦者として臨む決意を強めていた。豊昇龍に敗れて3敗目を喫し、優勝争いから1歩後退した。それでも初土俵から5場所目。出世の早さに追いつかず、まだまげは結えない。ざんばら髪の力士として史上初の優勝へ、巻き返しを期待するように、敗れても大きな拍手が送られていた。

どんどん強い若手が出てくるのは見ていて本当に楽しいですねえ。
今日も負けはしましたが豊昇龍相手に当たり自体は負けてませんでしたし、全く勝ち筋が見えなかったってわけではないですよね。
大関と髷も結えていない若手ですよ。
ちょっと信じられないですよね。
今後も上位陣と当たっていって跳ね返されるんでしょうけど、本当に良い経験になってると思いますよね。
もっと強くなって欲しですなあ。