引き伸ばし

部屋掃除してて、マンガも整理するんですけど、掃除そっちのけでついつい読んじゃうんですよね。
今日読んだマンガは「ハンターハンター(以下H×H)」と「ヒカルの碁」。
この二つには共通点があるんですよ。
途中からつまらなくなるとこです。
つまらないってのは言いすぎかもしれないですけど、絶頂期のころに比べたら読んでるこっち側としてはだいぶテンションが落ちるんですよね。
「H×H」ならばヨークシンでの幻影旅団とゴン達の攻防のあたりが絶頂期でしたね。
そこからグリード・アイランド(以下GI)編を経て、キメラアント編へいくんですけど、このキメラアント編がどうもよろしくない。
それまでに、念能力による緻密な戦略性の高さなど積み上げてきたモノが大きかっただけに、まるでドラゴンボール並みの規模で大雑把に攻め立てるキメラアント編では緻密な戦略性は影を潜め、作り上げてきたものが崩れさった感じです。
作者が早く打ち切らせたいがために、グロさを際立たせたり、わざとつまらないものを書いてるんじゃないかって勘繰ったりしてしまいます。
これならばキメラアント編をなかったことにして、もう一度GI編の終わりから書き直してもらうか、いっそのことGI編で終わってればよかったって思いますよね。
もしかしたら、作者本人もGI編で終わらそうとして、それでもやっぱり「H×H」は人気ですから編集部の方からストップがかかり、連載引き伸ばしなんてことになったんじゃないかと考えてしまうんですよ。
なので、作者は打ち切りを求め、やけになりキメラアント編を書いてるんじゃないかって勘繰るんですよね。
それでも、続きが気になるんですが、読んでないんですよね。
どこまで引き伸ばしてるんでしょうか?
ヒカルの碁」に関しては「H×H」程ひどくはないんですけど、やっぱ17巻の佐為編まででよかったって感じはしますね。
実際にそこで連載終了しても何の問題もなく、逆にその後の北斗杯編の話があってもなくてもよかったような気がして、この話に何の意味があるんだろう?って思っちゃうんですよ。
この後に話が続くのならその繋ぎとしての北斗杯編でいいと思うんですけど、どうやら連載は終わってるみたいですからね。
そんなことで17巻で終わってればよかった「ヒカルの碁」も人気ゆえの引き伸ばしがあったのかなー?と。
この引き伸ばしって少年誌ではありがちな傾向だと思うんですけど、これって下手したら作品全体の質がおちかねないんですよね。
人気重視の少年誌ではしょうがないことなんでしょうね。
最近ジャンプ読んでないです。ここ1年。
読みたいなあ。
[rakuten:book:11572553:image]ヒカルの碁(1) 棋聖降臨 (ジャンプ・コミックス) [ ほったゆみ ]