私が死んで幾年、今日は命日、家内が毎年花を添えに来る日だ。私は思うのだ、家内はもう若くないといえども、決してやり直しがきかない歳ではない。こんな墓に来なくていい、私の事は忘れ、新しい人のもとに行くべきなのだ。それなのに、今日もここに来るの…
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