電車で46Mix。

MDウォークマンの調子が前から悪いし、金がなくてi-podも買えないもんですから、ここ半年くらい音楽なしで外に出かけています。
ただ、ウォークマン等なくても寝さえしなければアタマん中で音楽がグルグルと駆け回っています。
道中よっぽどのネタでも落ちていない限り、いつのまにか目的地に到着しているって状態です。
音楽がアタマを駆け巡ってる状態ってのは、そんな意識がちょっとトんでるような状態なもんですから、あれは大学1年くらいの頃でしょうか、最寄の駅までチャリ通してた頃、たまたまウォークマンなしで出かけたためにバスにツッコミそうになって死にかけたことがありました。
そんなヤバイ状況も生み出しつつある行為なんですが、電車に乗ってる時だけはいい感じなんですよ。
電車に乗る時は座らずに立っているんですよね。座ると寝るから。
だいたい天神まで15分くらいなんで立っててもしんどくはないんです。
そん時に音楽がアタマん中をフルに駆け巡ることになります。
すると、おれの記憶なんてのはアイマイなもんなんで、アレンジが違ったりするわけですよ。
つまりその違うアレンジってのはいってみればまさに「おれ的アレンジ」なわけで、これが個人的におもしろいんです。
最近では、ピーズの「耳鳴り」ですかね。
この曲もともと殉職バージョンっていってゆっくりしたテンポだったんですけど、「赤羽39」でテンポが速いバージョンになったんですよね。
はるくんはもうちょっとストレイキャッツバージョンにしたかったって別冊たまロカ*1に書いてました。
で、おれの場合はそれとはちょっと違って、ブライアンセッツァーオーケストラバージョンなんですね。
オーケストラアレンジなんです。
出だしは原曲っぽいんですよ。なんだかアタマで巡ってるうちにアレンジがかわってくるんですよね。
途中から入ってくるんですよ。ウッドベースや、いろんな管楽器や、どんな楽器かわからんけどなんか聴いたことのある音などがブライアンセッツァーっぽく構成されていくわけです。
あー、でも不思議なことに断片しか思い出せないんですよ。
確か最初のサビ?*2あたりからアレンジが変わって、そのあとのメロディが変わるとこ*3ではるくんの歌いだしと一緒にウッドベースが響くみたいなそんな感じだったと思います。あ、ウッドベースはその前からも入っていて、歌いだしの部分では他の音がちょっと抑えるみたいな感じでしょうか。
まあ、伝わらないでしょうけど、そんなことがおそらくコーフンと供におれのアタマで繰り広げられているんです。
その他にはピロウズのトリップダンサーをはるくんが気だるくうたってみたり、レッチリのフリーのベースをもっとグイングインしてみたりと、おれのアタマん中はおもしろいことになってますよ。
さっきも書いたんですけど、断片しか思い出せないんですよね。
フロん中で思い浮かべても、部屋で思い浮かべてもダメなんです。
やっぱ、電車で立ってるときなんです。
そんなわけで電車乗るのは好きです。疲れてなくて、乗る時間が長くなければ。
こんなに面白い思いができる場所なんてそーないです。
まさに、音楽はマジックを呼ぶ〜♪みたいな。

*1:別冊たまぶくロカビリー倶楽部の略。ツアーで発売。

*2:「今に、あ、そうまでもってこう」ってとこ

*3:「日暮れまで長えよ」んとこ