今月もスピリッツ買った。

今回も新連載や読み切りがいくつかあったんですが、その中でも今月号の表紙にもなっている「Straight No Chaser」がなかなかよさそうですねえ。
ピザを早く配達する事くらいしか取り柄のないバカな主人公が、好きな女の子を振り向かせるために、ふとトランペットを始めることになり、トランペットを通じてのいろんな人々とのふれ合いの中でクリフォードブラウンの曲に出会い、ジャズに没頭していく、といった話です。
主人公の、配達のためならスピード違反もかまわないといったような反社会的な姿や、一度キスをしただけでその気になって何度もその女の子を付け回す姿は、「なんだ、コイツ、」と多少イラつかせる部分はあったんですが、このバカさがトランペットというものを通してみると、ジャズに対してはすごく一途で、「きらきら星」を一生懸命練習するその姿は清々しいです。
それにトランペットつながりの人たちがなんとも皆いい人で、読んでいてとても気持ちいいです。
ジャズを題材にしてるのも好印象ですね。
まだ一話だけですが、いろんな人にオススメできそうなマンガだと思います。
それともう一つ、「ウシハル」ってマンガ。
女子の乳が揉みたい思春期の主人公の暮らす牧場に牛が一頭やってきたが、主人公にはどうしてもその牛がスタイルがよくてキレイな白黒の姉ちゃんにしか見えません。
主人公はその牛の乳搾りをしないといけないのだが…。
って話。
なんだこの設定。
くだらん!
けしからん!
次が気になる!
んなわけで、またまた来月号が待ちきれない!