kら寿司

といえば、皿5枚を投入すると景品がもらえるゲームができるということで有名なんですが、まあその景品が、まあいらないです。
というのも、その景品がkら寿司オリジナルグッズにすぎないからなんです。
しかし、kら寿司はそのオリジナルグッズをさらに展開していこうとしているようです。
レジ横では景品とは違うグッズがいくつも売られています。
こんなもの一体だれが買うんだ??
こんなもの売れるはずがない!
そう思ってました。
目の前にガキがいました。
ガキはカードホルダーに収納されたトレーディングカードを眺めていました。
ガキがそのホルダーを閉じた時、おれは目を疑いました。
ホルダーの表紙には「kら寿司」の文字が…。
そして再び開かれたホルダーに収納されたカードのデザインは、よく見るとどうもkら寿司オリジナルキャラっぽいのです。
まさか、普及している!?
子供たちの間で大ヒットなのか!?
そんなはずはない、そんなはずは…!!!
おれは混乱しました。
このガキ以外にカードを持っている人を見たことがないですし、流行しているなんてことは多分ないと思います。
しかし、このガキがホルダーいっぱいにカードを所持しているのは確かなんです。
頬をつねると痛みを感じました。
これは夢ではないんです。
観念しました。
誰かがカードを買っていて、そしてこのカードを持ち歩くほど好きな人が存在しているのです。
まさかそんな事実を目の当たりにするとは思ってもみませんでしたが、これは事実です。
世の中には、本当にいろんな人がいるんだなと強く実感しました。
そして、今度kら寿司に行ったときは、もっと注意深くレジ周りを見てみようと思いました。