2月22日。

222。
に、に、に。
にん、にん、にん。
にゃん、にゃん、にゃん。
という事で、今日は猫の日らしいですよ。
猫といえば、今年になってから仲良くなった(と一方的に思い込んだ)ノラがいました。
その猫ちゃんは玄関前の靴の泥とかを取るマットの上で、よほど気持ちがいいのか、いつも寛いでいました。
最初の方は、人の気配がするだけで警戒してマットを離れて逃げていたんですが、なんとか我慢して見守り続けた所で、やっと安心してくれたのか、おれが目の前にいても猫ちゃんは逃げなくなりました。
もうすぐだ、もう少し我慢したら、きっとタッチできる!ハアハア。
と思ってたんですが、ふとした時に猫ちゃんの存在を忘れてしまいました。
早く出かけないといけない、遅れちゃう、焦って急いでドアを思い切り開けるとガンっと鈍い音。
そこには、恐怖におののき、一目散に逃げ出す猫ちゃんの後ろ姿がありました。
その後ろ姿こそが、おれが目撃した最後の猫ちゃんの姿でした・・・。
せめて前の方が・・・、
あれから時は経ち、今日、猫の日
猫の日だからといって、特別な事はありません。
感動の再会などありません。
ただの語呂合わせで生まれた今日という日に、おれは一体何を思えばいいのだろう。
おれは何を伝えればいいのだろう!
今夜も枕を濡らす事になるのでしょう・・・。