千秋楽。

まさかまさかまさかまさかまさかまさかの展開。
旭天鵬栃煌山が3敗をキープし、優勝決定戦へと駒を進めた所で、同じく3敗の大関稀勢の里の取り組み。
間違いなく優勝決定戦に進んでくれるだろうと確信していたんですが、まさかの敗戦。
稀勢の里の優勝はあっさりとなくなっちゃいました。
琴奨菊戦で見せたあの気迫はどこにいってしまったんだ!?と随分憤慨しましたね。
しかし、そこは気持ちを入れ替え、日本人力士の栃煌を応援する事に。
なのに、今度は優勝決定戦で栃煌山があっさりと敗戦。
優勝を決めたのはモンゴル出身の旭天鵬となりました。
20年目の初優勝、めでたい事です。
ただ、またしても日本人力士優勝の悲願は達成出来ず、無念・・・。
と思っていたら、なんと、旭天鵬はだいぶ前に帰化していた事が判明。
旭天鵬は実は日本人力士だったのだ!
まあ、そんなわけで、とりあえず、これで、いっか、という事に。
旭天鵬は、初めて日本にやってきたモンゴル人力士のパイオニアです。
多くのモンゴル人力士が彼を慕っていると聞きます。
横綱白鵬もその一人。
そんな白鵬は、今回の優勝パレードでの旗手の役目をかって出たとの話です。
なんて粋なんだ・・・!
感動してしまった!
そんなわけで、なんだかんだで結果的には旭天鵬の優勝には満足。
心から讃辞を贈りたいですね。
初優勝おめでとう!
来場所も素晴らしい取り組みを期待しています。