洗面所の

水道の蛇口の調子が悪いので、メーカーさんを呼んで修理してもらう事にしたんですがね。
メーカーさんの対応にイライラしちゃいました。
先日、修理に来る日程と時間帯について連絡がありました。
日程が今日、時間帯が午後の1時から5時との事。
1時から5時??
そのゆるく長い時間設定は何なんだ??
出かけられないじゃないか!
この時点でかなりイライラしていました。
しかし、タダで見てくれるという事もあり、そこはガマンです。
そして今日、メーカーさんはやってきました。
16時30分頃。
確かに指定された時間帯内ではありますが、もう少し何とかならなかったものか!
結局、4時間近く待ちぼうけを食らったわけですからね。
浮き出た血管はピクピクしてますよ。
しかし、修理にやって来たおじさんの、それはもう幸の薄い事・・・。
きっと、自宅に戻れば、年頃の娘から、ウザイだのキモいだのクサいだの言われているのでしょう。
そう考えると、さっきまでのイライラは不思議と消え去りました。
そして、おじさんは修理を始めたんですが、15分程した所で、こう告げました。
すみません、蛇口の状態が最初の時よりも悪くなってしまいました。来週また別の者を来させるので、何時頃ならば空いているでしょうか。
はあ!?どういうこと!?
消えたはずのイライラは、倍の勢いで再び蘇りました。
血管ピクピク、前髪後退。
しかししかし、幸の薄いおじさんの本当に申し訳なさそうな表情を見ていると、また、ある想像が頭を駆け巡りました。
きっと、自宅に戻れば、幸の薄さとは正反対の丸々とした奥さんが、旦那にねぎらいの言葉をかける事もなく、冷たいままの出来合いの料理を差し出されるのでしょう。
そして、旦那さんの少ない小遣いに対して、何故か増えていくブランドバッグがクローゼットから溢れ出しています。
旦那さんの気が優しい事を良い事に、最早隠そうともしない傲慢な態度の奥さん。
それにも関わらず、年頃の娘と徒党を組み、給料が少ない等と文句をたれるのです。
このおじさんの頭頂部の薄さは決して遺伝ではない!
そう考えると、不思議とイライラは消え去りました。
そして、おじさんはいそいそと帰って行きました。
その後、気になって水道を使ってみたんですが、流水の勢いとは裏腹に激しく跳ね返るお水。
床に落ちるやら、服にかかるやらでもう大変です。
これが一週間続くのかと思うと、またまたイライラが蘇りました。
相手の家庭の事情なんて考えるんじゃなかったと、激しく後悔です。
もしもですよ。
おれがはげてしまうのだとしたら、それは遺伝プラスαのせいです・・・。