あの瞬間、

生きた心地がしませんでした。
スターになって帰ってこい、そう言ったわけですが、まるでスターどころかその全く正反対じゃないですか。
試合後の話によると、監督コーチ陣のミスのようです。
しかし、そのコメント自体も内川を守るための方便なんじゃなかろうか、そう勘ぐったりしています。
あの場面、2点ビハインド、打者4番、ランナー1、2塁、しかもそのランナーは普段では足で勝負するような選手じゃないわけですよ。
ランナーが単騎ならばまだしも、そんな場面で本当に、ダブルスチール行けるならば行け、なんて無謀な指示を出すでしょうか。
出さないでしょう。
逆に、本当にそんな指示を出したのならば、あのコメントじゃ中身が足りませんよ。
さすがに、そんなにひどい話はないんじゃないかと思います。
そんな中、内川へのバッシングが思いの外少ないのにはホッとしました。
それどころか、励ましの言葉が多かった事には不覚にも泣きそうになりました。
全ての責任を背負い込み涙を浮かべる内川には、是非ともそういった人達の声を聞いて欲しいです。
そんなに弱い人間ではないと思いますが、今の内川はなんだか心配です。
忘れろとは言いませんが、なんとかこの経験をプラスにするくらいの立ち直りを見せて欲しいですね。
そんなわけで、悔いの残る敗戦でしたが、大会全体としては、かなり盛り上がったと思いますし、楽しかったです。
それもこれも、お侍さん一人一人の頑張りのおかげですよ。
チームに戻れば敵ですが、今は皆を誇りに思っています。
ありがとう。
そして、お疲れさまです!
さて、プエルトリコとオランダを応援するかな。