「探偵・癸生川凌介事件譚シリーズ 泣かない依頼人」の感想

脚本変更後、初の生王&伊綱コンビの従来型なので不安と期待の入り混じった出だしになりました。
不安の部分でいうと、前の脚本の人から今の脚本への引継ぎがうまく行われ、違和感なくプレイできるかってとこでしょうか。
それと、前回の「あねの壁」が物足りない内容だったってのもあって、それも今作への不安へと繋がりました。
しかし、ふたを開けてみればこれがなかなかよく出来ていて、違和感を感じる部分もそうありませんでした。
主要キャラの性格等もちゃんと引き継がれていて、さらに言えば、ちょっと強引なストーリー展開まで受け継がれているといった徹底振り。
あと積極的に推理に介入できる部分もよかったと思います。
とにかく、引継ぎ成功で、次回作にも期待できるというそんな内容になっています。
こういうのをグッジョブ!っていうんでしょうね。