ホームで西武戦、斉藤のセレモニー。

7ー6でホークスの勝ち。
今日は斉藤和巳の引退セレモニー試合。
最早勝ち負けの拘りは捨てていましたが、今日ばかりは勝たなければいけないと気合いを入れて観戦しました。
そして、そんな中でのサヨナラ勝利。
記念すべき日に、選手達も気合いが入っていたのでしょう。
9回、10回と打撃守備ともに素晴らしい粘りを見せてくれました。
長谷川が試合を決めてくれたという点でもよかったですね。
今日は2安打。
もう言うことはないです。
前半戦のミスや緩慢プレーは忘れる事にしました。
そんなわけで、ナイスゲーム!
それにしても、カズミの始球式は結構ショックでした。
投げる姿は現役時代とあまり変わらなかったわけですが、球はキャッチャーミットに届かず。
一応3、4ヵ月前までは現役復帰を目指していたわけですから、どういった球を投げてくれるだろうと多少の楽しみもありました。
高い理想を追い求めていたために、なかなか復帰への道が開かないのかなと、そんな事を考えていたりもしました。
しかし、今日の投球。
本当に投げる事が出来なかった、そんなレベルだったんですね。
そんな状態からの復帰がどれだけ難しい事か、本人もわかっていたんだと思います。
それでも、自分のためか、家族のためか、チームのためか、ファンのためか、ほんの少しの確率でも復帰への可能性があるのだとしたら、それにすがりたいという気持ち。
軽々しくその気持ちが分かるとは言えませんが、理解してあげられない時期はありましたが、今なら理解は出来る、と思います。
なんとなくですが、元ヤクルトの伊藤智仁引退試合とダブって見えました。
実働年数は5年ちょっとといった所でしたが、自分にとっては間違いなくホークスの大投手。
気迫のこもったピッチングスタイル、絶対忘れんぞ!