スピリッ

ツなんですけど、朔ユキ蔵の「セルフ」がおもしろくなってきました。
どんなマンガかというと、まあ、オナニーのお話です。
12歳で初体験以来、求められるがままに性体験を繰り返し、オナニーを経験することなく歳を重ねた主人公の国木田くんが、「どんな男でもオナニーをする」ということを知り、オナニーに目覚め、探求していくといった感じです。
人に合わせることなく、自分の思い通りにできるオナニーの魅力にとりつかれた国木田くんは、彼女との性交中にもオナニーの事を考えてしまいます。
そんな彼は、オナニーのディープな世界へ段々とはまって行き、ついには今週号で崖の上から海に向かって射精までしてしまいました。
いやあ、これ以上どんな深みがまっているんでしょうか。
個人的には探求の旅はここで終わりなんじゃないかと思うんですけど、どうなるかはわかりませんからね。
これからの展開が楽しみですよ。
それともう一ついい部分があって、国木田くんのオカズが彼の彼女ではなく職場の同僚なんですよね。
まあ、なんというか、あると思います。
想像の中では自由で、相手は誰でもいいですからね。
それこそがオナニーの神髄じゃないでしょうか。
実はこの作者は女性なんですけど、よく描いてるなあと思います。
しかし、おれは上り棒もコンニャクも経験ありません。