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巨人・松田宣浩内野手が28日、都内で現役引退会見を行い、冒頭から号泣した。

 プロ18年目での決断。「約1年前に原監督さん、球団関係者の皆様のご縁で、読売ジャイアンツの一員になることができました。その時に原監督さんから、ムードメーカーではなく戦力として考えていただけるという温かいお言葉をいただいて、ジャイアンツに飛び込んできました」と涙をハンカチで拭った。続けて、「その中でジャイアンツのために一生懸命やる、それだけでした。そのために何ができるか考えてやってきました。その中で1軍でプレーしても結果は出すことができなかったというのは正直な思いです」と口にした。

 松田は亜大から05年大学生・社会人ドラフト希望枠でソフトバンクに入団。ソフトバンクでは三塁手部門で歴代最長の7年連続を含む同最多8度のゴールデン・グラブ賞を受賞。7度の日本シリーズに制覇に貢献した。昨オフに幼い頃から憧れていた巨人に移籍し、今季はここまで11試合の出場だった。

 プロ通算では1921試合の出場で1832安打、301本塁打、991打点、135盗塁。67三塁打は現役最多の数字を残していた。

泣いた場面、戦力として受け入れてもらったのにも関わらず力になれなかった事への悔いのように思えました。
常により上を目指しているアスリートである以上、全てを満足した状態で身を引くなんてのもなかなか出来ないんじゃないかと思います。
松田も例外ではなかったんでしょう。
いちホークスファンの自分は今でもホークスの選手として身を引いて欲しかったと思ってしまうんです。
やはりそれだけ特別な選手だったんですよね。
彼の様な選手は今のホークスには居ません。
松田の今後の動向、気になる所ですね。
兎にも角にもお疲れ様でした。