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痛恨の黒星だ。大相撲初場所14日目(27日、東京・両国国技館)、綱とりに挑む大関霧島(27=陸奥)が関脇琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)に寄り切られて3敗目。千秋楽を前に自力Vの可能性が消滅した。

 取組後の霧島は花道に下がると「クソーッ!」と絶叫。支度部屋では報道陣の取材に応じず、沈黙を貫いた。師匠の陸奥親方(元大関霧島)は「こんなもんでしょ。緊張していた。体が動いてないもんね」と敗れた弟子を評した。

 霧島が綱とりの条件となる「2場所連続優勝」を果たすためには、27日の千秋楽で先に相撲を取る2敗の琴ノ若が幕内翔猿(追手風)に敗れることが大前提。その上で、自身は2敗の横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)を本割で破り、優勝決定巴戦も制することが条件となる。大一番を落とした霧島が、厳しい状況に追い込まれた。

霧島は残念でしたが、琴ノ若はようやったよなあ。
今場所は強いとは思ってたものの、まさか千秋楽までに先頭をキープするとは。
このまま優勝して確実に大関獲りと行って欲しいんですが、まあそう甘くは無いよなとも思ってます。
琴ノ若の明日の相手は平幕力士とは言っても曲者的な強さを発揮する飛猿。
しかも飛猿は勝ち越しのかかる一番。
琴ノ若が勝ったとしても、結びの一番で照ノ富士が勝てば優勝決定戦へ。
照ノ富士には本割で敗れてますからね、厳しい一戦になりそうですよね。
何にせよ千秋楽が楽しみですなあ。