フィッシュマンズ「ナイトクルージング」

佐藤氏の歌声が水面、水中、もしくは空中で浮き沈みして流れていくようなとても聴き心地のいい曲、でいいんですかね。
とても説明の難しい曲ではあるんですけれども、フィッシュマンズの中でもとても重要な曲と思います。
おれの中でもそうです。気が付けば聴いていて、いつのまにかipodでもカウントが伸びていて、とても身近に存在(曲の中身というよりもこの曲そのもの)している曲ともいえそうです。
そんなわけでこの曲に関してはBGM感覚で聴いてることが多いような気がします。

最初に聴いたのが「IN THE FLIGHT」の次だったせいか、空のクルージングのイメージでした。
退屈な授業中に曲をイメージしながらノートの端っこに、都会の夜空にヘリが浮かぶ落書きをしたことがありました。
書いてすぐに、ヘリってのは実際はうるさくてこの曲のイメージに合わないんじゃないかとか、いや、最近ではヘリのナイトクルージングって結構めずらしいものではなくて、乗ってりゃ音は気にならないんじゃないかとか、やっぱ、船でのクルージングなんじゃねーかとか考えてしまいました。
まあ、水中でも空中でも浮いてるのは同じっていうか、どっちでもいいんですけどね。
とにかくおれも浮きながら聴いてみたいですね。
ヘリは無理っぽいならひこうき、でもなんか違うから船の上で。
これまたなんか違う感じで、自分自身が浮いてる感じで。
それなら宇宙。って無理です。
そんなら水中でって息が続かん。
じゃあ、水面に浮いてりゃいいのかな。
でも気ぃ抜いたら沈みそうです。体を完全に預けてたいですね。
それなら沈むのが困難な塩分濃度の高い海。死海のような。
ナイトクルージングから大分離れましたけど、なんだか気持ちよさそうです。

で、なにが言いたかったかというと、いい曲ってのを説明したかったんですけど、なかなかうまくいかずグダグダになってしまった悪いパターンですね。
とにかくいいんですよ。それだけです。
Aloha Polydor