FFTA2の感想

FFのシュミレーションRPGの続編の続編くらいのやつです。
いつも参考にしてるサイトのレビューでは、無難すぎて見所がないみたいって感じどんなんかんなーーだったんですけど、こりゃあなかなかですよ。
何がいいって、DSのソフトでありながら一切タッチペンを使用しないという、ある種の男らしさに惚れました。
タッチペンもボタンも使うってソフトはどうも操作に難があるというか、手元がごちゃごちゃするんでめんどくさいんですよね。
で、内容はとりあえず真ん中に一本メインストーリーがあるんですけど、その存在を忘れる程サブクエストの数が膨大で、どっちかというとやりこみ重視になっています。
その点はやる人の好みに左右されるでしょうけど、おれ的にはど真ん中ストライクです。
ストーリー性が薄いといっても、サブクエストそれぞれでミニストーリー的なものが繰り広げられて、なかなか飽きさせないようにはなってます。
世界観はFFTシリーズでおなじみのイヴァリースが舞台なんですけど、全体的な雰囲気はFF12RWに近い気がします。
とぼけた憎めないキャラや、可愛らしいキャラなどが特徴で、明るい雰囲気でしょうか。
主人公が能天気で真っ直ぐ突っ走っちゃうタイプってのも、このゲーム全体の雰囲気としてはマッチしててとてもいいと思います。
システムは基本的に前作とは変わらないんですけど、決定的に違うのが「ロウ」の位置づけです。
この「ロウ」ってのは毎バトルで設定されるルールのようなもので、これを犯すとペナルティが下されます。
このシステムがなかなかシビアで、バトル全体のテンポが悪くなったり、制約に縛られることでストレスを溜めたりと評判もよくなかったようです。
そんな中、今回は「ロウ」を破っても大きなペナルティはなく、逆に「ロウ」を守りきれば恩恵を受けるというシステムになってます。
そんなわけで、「ロウ」を守るも破るも本人次第でテンポ、ストレス面は解消されたといってもいいかもしれません。
ボリューム満点でかなりやり応えのあるゲームだと思います。
このシリーズが好きな人なら結構おススメです。
ちなみにおれが今まで遊んだDSソフトの中では一番遊んでるでしょう。
トイレのお供です。(タッチペン落とす心配もないし!)