肩こりです。
当然のように肩こりなんです。
雨の日には雨が降るというくらい、当たり前のように肩こりです。
しかも長いです。
家族以外では、この肩こりが一番長いつき合いになるんじゃないでしょうか。
今までの人生の大半を肩こりが占めているといっても過言ではありません。
気休めに首を回しバキバキといわせます。
バキバキといわせることで特に症状が治まるというわけではありません。
ただ一瞬の爽快感を得るためだけに、首を鳴らし続けているのです。
人生の大半が肩こりというだけあって、それはもう長い間首を鳴らしています。
もうおれのお馴染みの動作といってもいいと思います。
音の鳴る方を振り向けば、そこには大抵おれがいるんです。
それくらいお馴染みです。
あれ。
ん？
何が言いたかったんだっけ。
そうそう。
肩こりに効くというツボを押していたら、指がつりました。
それが言いたかったんです。
ただそれだけが言いたかったのです。
おしまい。
