谷間

近頃友人に、FF3について以前ここに書いたようなグチをもらしたところ、「何を言ってるのだ!おまえは映画みたいな演出だとか、奥の深いストーリーだとかほざいてる最近のRPGに毒されてて、古き良き時代のRPGのよさを忘れているのだー!!」みたいな事を言われました。
ハッとしましたよ。
強敵に軽く一掃されて、その壁を乗り越えるために、ひたすらレベル上げに夢中になっているおれが確かにそこにいたのです!

考えてみれば、おれは古き良き時代のRPGと進化した現在のRPGの二つを楽しんだ「谷間の世代」のようなものです。
おれが小1の頃にいとこのおねーちゃんがファミコンをもってきてくれて、それから2〜3年かして、はじめてプレイしたRPGファミコン版のFF3だったと記憶してます。
ちなみに隣に住んでたふたごに貸してもらいました。(ちゃんと返しましたよ。)
当時はもちろん、あれが最先端なわけですから、何の疑いもなく夢中でプレイしてたと思います。
それから、時が経って、中2の頃に進化した現在のRPGの先駆けといっていいのかわんないですけど、FF7が発売されました。
その画像の素晴らしさに当時のおれはコーフンして、体験版にも関わらず何十回もプレイしてましたよ。
もう、あのリヴァイアサンのすごいこと、すごいこと。
それからさらに時が経ち、もうCGのすごいのなんて当たり前で、より複雑な練りこまれたシステムやストーリーが重要なものになってきて、最近のおれもストーリー重視型になりつつあるような気がします。ストーリーがおもしろそうならプレイしてみようみたいな。
そんな現代派よりのおれをハッとさせてくれた懐古派の友人、ありがとう。
中途半端な谷間の世代のおれは両方楽しんでいくことにします。
レッツプレイFF3!