猫ちゃんの

映像が好きです。
特別に凝ったものではなく、単に、猫ちゃんが歩いたり、座ったり、寝転がったり、じゃれ合ったり、そんな自然な姿を見るのが好きです。
BSのNHKでそんな番組があります。
猫専門のカメラマンのおじさんが、世界各地へ赴いて猫ちゃん達を撮影するというものです。
その番組で、自然な猫ちゃん達の姿を見ていると、こちらも思わず自然に気持ち悪い声を漏らしてしまいます。
おふぉーふぉふぉふぉーおぉぉ、
先日もその番組を見ていたんですがね、さすが専門家なだけあってカメラマンのおじさんの下にすぐに猫ちゃん達が依り付いてくるんですよね。
その光景に、妬みにも近いような感情が生まれてくるわけです。
おれも、直接ペロリンチョしたいっっっ!
そんな事を思い、ハアハアしながら番組を見ていると、猫ちゃんの下を一匹のムカデが横切りました。
言わばそこは猫ちゃんの縄張りですから、その猫ちゃんが目の前のムカデを見逃すわけがないんですよね。
猫ちゃんはすぐさまムカデに猫パンチを放ちました。
すると、一目散に逃げるムカデ。
追撃を放たんとする猫ちゃん。
知ってますか。
走るムカデってのは、上体を反らすんですよ。
その姿の気持ちの悪いこと・・・。
思いましたね。
これこそが、本当の猫ちゃん達の日常なんだ、と。
そして、また思いました。
もしかすると、こうして映像で猫ちゃん達の姿を見ていれば、それが一番幸せなんじゃないか、と。
そもそも、幸せって、一体なんなんだろう・・・!
思い悩む日々です。
それにしても、ムカデは本当に気持ち悪かったです。
こればかりは自明の理のようです。