「レッサーハムスターの憂鬱」

この曲って、ファンの間ではどんな位置づけになるんでしょうかねー??
シングルのカップリングってこともあって、地味な位置づけになるんでしょうかね。
まあ、おれ自身、地味な曲って思ってますよ。
でも、ですよ。でもなんですよ。おれこの曲めっちゃくちゃ好きなんですよ。
ピロウズといったら、「ストレンジ・カメレオン」や「ハイブリッド・レインボウ」などのファンの間でも1,2位を争うような名曲もあるんですけど、言ってしまえばそれらに並ぶほど好きですよ。
その証拠にipodに曲を聴いた回数のトップ25を表示できる機能があるんですけど、堂々の1位なんですよ。(1位タイですけど。)
で、この曲のドコが好きなのか??それを聞かれる難しいですね。
なんといっていいか、生理的にキライなものもあれば、好きなものもあって、インスピレーションがどうのこうのって話なのかもしれません。
まずイントロのギターがキレイでとても心地良いいです。
で、ずっとそのキレイなギターリフにのってミドルテンポ(なのかなー?)で切ない憂鬱な曲が展開していきます。
内容は簡単に書くと、かごの中の一人ぼっちのハムスターの孤独で寂しい話。
シングル「TRIP DANCER」のカップリングで、アルバム「Please Mr.Lostman」のチョイ前、第2期ピロウズから第3期と呼ばれる時期に移行してすぐで、おそらく一番さわおさんがひねくれてると思われる、そんな時期の曲です。
コンプレックスや絶望やねたみ、皮肉に満ちた楽曲をたくさん作ってきた中で、かごの中で孤独で寂しいさわおさんが作り上げた昨日も明日もない憂鬱なうたです。
『もうこれ以上ない程寂しいまま 死ぬまで眠らないぜ ずっと ずっと ずっと』
でも、キレイなうたなんです。
うーん、音楽用語とか使って表現できないのがきつい…

TRIP DANCER

TRIP DANCER

Another morning Another pillows

Another morning Another pillows